暦のたより：大寒
スタッフかおり
「二十四節気」にあわせた俳句とイラストで、季節の景色と道具についてご紹介します。
※二十四節気・・・1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの。季節の変化を表す言葉として古くから使われています。
忙しい毎日の中で見過ごしてしまいがちな、季節の移り変わりを感じるきっかけになれば嬉しいです。
大寒：1/20～2/3頃
1月20日頃からは「大寒」（だいかん）が始まります。
1年で1番寒さが厳しくなる頃と言われていますが、今回で冬の節気は終わり。
まだまだ寒さに身が縮こまりそうですが、自然は少しずつ春へと向かっているようです。
ちなみに次の節気「立春」の1日前である2月3日は「節分」。
わが家では、手作りの恵方巻きを食べることがすっかり習慣化しています。みなさんの節分はいかがでしょうか？
［大寒の一句］
シロクマの手を振るバッジ春を待つ
かおり
季語は「春を待つ」（晩冬）。
寒いなか少しでも春らしさが感じられると、より新しい季節への恋しさが増しますね。
「シロクマはみんな左利き」というイヌイットの言い伝えにちなみ、当店のキャラクターはシロクマ。
クリアファイルなどキャラを配したグッズがあるなか、小さめサイズがかわいいバッジが個人的にはお気にいりです。
バッジに描かれたシロクマが、なんだか手を振ってくれているように見えてきて、春を待つ気持ちがますます募ってきました。
作者プロフィール
俳句：ばんかおり
左ききの道具店スタッフ。2020年から俳句を作り始め、現在は南風俳句会に所属。日常の中での発見や好きだと思ったものを俳句にしている。
イラスト：スミレ
各務原市でイラストや写真を中心に活動。お花や自然、空、犬や鳥などのいきものたちを観察するのが好き。
