左ききの道具帖 vol.38:Schneider 万年筆「Ray」/左手用
こんにちは、スタッフ かおりです。すっかり冬らしい日も増えてきましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?
わたしは先日、趣味である俳句の名古屋大会に参加してきました。お世話になった先生や仲間に、お礼の手紙を書けたらなぁと思っているのですが、そこで活躍するのがやはり万年筆です。
当店ではドイツの文具メーカー「Schneider」(シュナイダー)の左手用万年筆を2種類扱っています。シンプルなデザインと、ヨーロッパらしい絶妙なカラーが人気の「Base」は、以前こちらでもご紹介させていただきましたね。
個人的にどちらも愛用しているのですが、本日はもうひとつの「Ray」をご紹介したいと思います!
ちなみに、わたしは当店に勤めて初めて「Schneider」のことを知りました。日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、本国ドイツではどこの文房具屋さんでも見かける、有名ブランドなのだとか。
質の高い商品が良心的な価格で手にはいるとあって、今ではすっかりお気にいりの文具メーカーのひとつです。
こちらの1番の特徴は、ペン先の「しなり」。ステンレス製には珍しく弾力があって、書いてもカリカリとしないペン先になっています。
柔らかめの書き心地がお好みの方に、ぜひお試ししていただきたい1本です!実は万年筆愛好家のあいだでも、「2000円台とは思えないコスパの高さ」と話題なのだそうですよ。
「Ray」(光線)という名の通り、少し太めで流線型のボディは、どこか未来的でスポーティさも感じられます。
「Base」も同様ですが、グリップは左手で持ったときにしっくりくる形状に。文字が書きやすい角度に、自然とガイドしてくれるのが嬉しいですね。
もちろんペン先も、左手で使う際に引っかかりにくいよう微調整がされています。
「Base」より少し太めの線幅で、インクもたっぷりと出てくる印象。一般の万年筆でいえば、中字(M)に相当するかと思います。
手帳など小さめの文字で書きこむことには向きませんが、さっとメモ書きするときや、イラスト描きにもおすすめです。わたしはお気にいりの俳句をノートに書き写すときにも使っています〜。
カラーは定番であるオニキス(ブラック)、ホワイト×ダークグレー、ラベンダーに加え、数量限定のピンクが最近再入荷したばかりです!
ほんのりくすみ感のあるラベンダーも気になっていまうが、わたしはピンクを愛用しています。濃淡の組み合わせが華やかで、使っていても明るい気持ちになりますよ。
ピンクがお好きなかたへのプレゼントにもぴったりです!
(スタッフ かおり)