左利きの子どもの「できた!」が増える、おすすめ文具・料理道具特集


左利きのお子さんを持つご家族や、左利きキッズへのプレゼントをお探しの方へ。世の中の道具の多くは右利き向けに作られており、左利きの子どもたちは日々、小さな不便を感じていることがあります。
そこで今回は、左利きの子どもにとって「使いやすい」「安全で楽しい」道具をご紹介します。お子さんが自信をもってさまざまな体験ができるよう、道具選びのポイントからおすすめの商品までまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
道具選びの大切なポイント
左利きの子どもにとって、道具選びで一番大切なのは「本人が使いやすいこと」です。
親御さんの中には「右利き中心の社会に慣れさせた方が良いから、あえて右利き用の道具を使わせている」という話もごくたまに耳にしますが、実はあまりおすすめできません。
子ども自身は、うまくできないときに「道具が自分の手に合っていないから」と気づけないことがほとんどです。それがきっかけで「自分は不器用だ」と思い込んでしまう場合もあります。
だからこそ、親御さんの側でよく見てあげて「もしかすると道具が合っていないのかも」と気づいてあげる視点がとても大切になります。
子どもの気持ちに寄り添い、左手で無理なく使える道具を用意することで、毎日の活動がもっと楽しくなります。
また、安全性にも注意しましょう。利き手にかかわらず、子ども用の道具は安全に配慮されているものが多く安心です。
お子さんと一緒に楽しみながら道具を選び、「あなたのための特別な道具だよ」と伝えてあげることで、左利きであることを前向きに受け入れられるようになるといいですね。
おすすめの道具たち
左手用のハサミ
工作やお絵かきに欠かせないハサミ。左手用ハサミは、右手用ハサミとは刃の合わせが逆になっています。
もし、左手で右手用のハサミを使うと、切り口が見えづらいため「切り取り線の上を切る」といった作業がしづらくなります。
また、力の作用する向きが逆になってしまうため、無駄に力を入れてしまってケガの原因になることも。
左手で使うなら、ぜひ左手用のハサミを用意してあげてください。
PAUL 子ども用ハサミ(左手用)
ドイツ製で安全設計。丸い刃先で安全かつスムーズな切れ味。豊富なカラーで道具選びの楽しさも。
FISKARS 子ども用ハサミ(左手用)
フィンランド製。握りやすさと切れ味にこだわった本格派。デザイン性も高く、長く使える一本です。
MILAN コンパクトハサミ(左手用)
手軽な価格で、最初の一本に最適。左手用の使いやすさを気軽に試せます。
左右両用の定規
定規は左右関係ないと思われがちですが、左手で使うと目盛の方向が逆になってしまい、不便を感じることがあります。左右両用の定規なら数字が見やすく、計測が快適に。
HIDARI 15cm定規(左右兼用)
左右どちらからでも使えるよう、2つの目盛りを採用。透明度が高く丈夫なPET樹脂製。左利き用マーク入りで、特別感があります。
BRUNNEN 「flexi」定規
曲げても折れにくい素材を使用。子どもが少々乱暴に扱っても安心。長さは用途に応じて選べます。
左手用のペン・色鉛筆
鉛筆を正しく持てるようになることで、疲れづらくきれいな字が書けるようになると言われています。気負わず自然に身につけていけたら良いですね。
STABILO イージーエルゴ 1.4mm(左手用)
指が自然に正しい位置にフィットする設計の「鉛筆シャープペン」。
STABILO Easy colors 色鉛筆(左手用)
持ち手部分のくぼみが左手の小さな指にフィット。はじめての色鉛筆におすすめです。
STABILO Easy colors 色鉛筆 12色セット/左手用
STABILO Easy colors 色鉛筆 6色セット/左手用
BRUNNEN 左手用鉛筆削り
左手で削りやすいよう、一般の鉛筆削りの逆回しになっています。
初めてのお料理セット
子どもが料理に興味を持ったとき、安心してお手伝いをさせてあげられる道具を用意しましょう。左利き用のキッチンツールは、安全性と使いやすさが考え抜かれています。
左ききの子どもキッチンセット
包丁・キッチンバサミ・ピーラーのセット。料理初心者の子どもが安全に使えるよう工夫された設計で、お手伝いが楽しくなります。(包丁・ハサミは左手用、ピーラーは左右両用です)
番外編:左利きの絵本
左利きのお子さんが「自分だけ違う?」と感じたとき、励ましてくれる素敵な絵本もあります。
「ヒミツのひだりききクラブ」
左利きの歴史や人物を楽しく紹介。左利きであることが素敵で特別なことだと気づかせてくれる一冊です。
左ききの道具店は、左利きのお子さんが毎日を笑顔で過ごせるように応援しています。他にもたくさんの道具をご用意していますので、ぜひ気軽に覗いてみてくださいね。