左ききあるある図鑑 vol.1「スープレードル」

左利きで暮らしていると、日々ちいさな「あるある」に出会います。
大きな不便というほどではないけれど、右利きの人にはたぶん伝わらない、あの感じ。
この「左ききあるある図鑑」は、そんな日常のひとコマを漫画でゆるくお届けする新連載です。
漫画は、左利きの漫画家・川瀬はるさんに描いていただいています。「わかる!」と思っていただけたら、うれしいです。



記念すべき第1回目の「左利きあるある」は、横口タイプのスープレードル。ファミレスやホテルの朝食ブッフェなどで見かける、あのしずく型のお玉です。
ほかの道具にはだいたい慣れていても、「あれだけはちょっと苦手…」という左利きの方、多いのではないでしょうか。
横に注ぎ口がついていて、右利きの人にはとても注ぎやすい形。でも左手で持つと、ちょうど反対側になってしまうんですよね。
なので、
・がんばって向こう側へ注ぐ
・丸い方からえいっと注ぐ
・あきらめて右手に持ち替える
など、その場その場でやり過ごすことに。みなさんはどの方法が多いでしょうか。
そして、地味に気になるのがもうひとつ。
鍋のふちに引っかけるための凹みも、たいてい右側なんですよね。
見れば見るほど、右利きの方に使いやすいようにできているんだと感じます。
だからこそ、お鍋から持ち上げたとき、左右どちらでも使いやすいレードルが現れると
「このお店、わかってる…!」
と、心の中でひそかに感動することも。
左利きは、意外とそういうところを見ているものなのです。
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漫画:川瀬はる(かわせ はる)
漫画家・イラストレーター。長野県出身。2021年『私をとり戻すまでのふしぎな3日間』でデビュー。連載作品『おはよう、しっぽ』、最新刊『くまさきさん』(文藝春秋)など。左利き。
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