左ききの道具帖 vol.50:オノオレカンバ材 木製ターナーシリーズ
こんにちは、スタッフ かおりです。
個人的に気になる当店のアイテムをご紹介してきた「左ききの道具帖」ですが、今回で50回目となりました! これからもいろんなアイテムを取りあげたいと思いますので、よろしくお願いします。
そんな本日、ご紹介したいのは「オノオレカンバ材 木製ターナーシリーズ」。
ターナー(木べら)はさまざまな調理の場面で大活躍するアイテムです。今回は当店で扱う、左手用に作られた3種(穴なし・穴あき・姫ターナー)をご紹介します!
先日行われた、大阪「阪神梅田本店」さんでのイベントでも、注目度が高かったこちら。スタッフも改めて、その魅力を実感しているところです。
まずは、こちらの素材についてご紹介しますね。みなさんは「オノオレカンバ」という木をご存知でしょうか?
漢字で書くと「斧折樺」。斧が折れてしまうくらい硬いことから名付けられたそうです。ほかの木と比べゆっくり育つため年輪が細かくなり、木が硬く、木目も美しくなるのだとか。
メルマガなのでご紹介がむずかしく歯がゆいですが、手に取ると素材の頑丈さや、丁寧に仕上げられた上質さが本当によくわかるアイテムです!
職人さんによって角がしっかり面取りされていたり、表面は穴の内側まで磨かれているのが特長。
へらの部分はもちろん、左手で扱いやすい形になっています。先端がごく薄く加工されているので、フライ返しとしても使えますよ。
また、手に馴染むよう計算されたフォルムの柄は、持ったときの心地の良さが魅力です!
まず初めの1本には、料理全般に活躍する「穴なし」タイプがおすすめ。炒めもの、煮込み料理などオールマイティに使えます。
「穴あり」タイプはちょっと軽くなるため、かき混ぜるときの負荷が少なく、波立ちも起こりにくくなります。煮込み料理により適していて、ジャム作りにもぴったり!
「穴なし」「穴あり」ともに、全長は32cmです。
そして、全長26cmと少し小さめなタイプが「姫ターナー」。小さめの鍋やフライパンを使う際や、盛り付けにもおすすめです。
調理中は高温になることから、こちらは全て亜麻仁油によるオイル仕上げがされています。
木目が緻密なオノオレカンバは汚れに強く、美しいまま長く使えることも嬉しいポイント!メーカーさんによると、10年以上愛用されている方もたくさんいらっしゃるそうですよ。
出番の多い道具だからこそ、良いものを長く使いたい方にぜひおすすめしたいこちらのシリーズ。贈りものとしても、喜ばれること間違いなしです!
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(スタッフ かおり)