左利きの方が左手用ハサミを選ぶ4つのメリット

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左ききの道具店 編集部

突然ですが、「左手用と右手用のハサミって、どこが違うの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?

見た目は似ていても、実は細かい設計に大きな違いがあり、それが“使いやすさ”や“切れ味”に直結しています。特に、長年右手用を使ってきた左利きさんにとっては、左手用ハサミを選ぶことで「もっと早く知りたかった!」と思えるような快適さを感じてもらえるかもしれません。

この記事では、「刃の合わせ」「握りやすさ」「力の伝わり方」など、左手用と右手用のハサミの違いをご紹介しつつ、どうして利き手に合ったハサミを使うといいのか?をお伝えしていきますね。ぜひ参考にして、自分の手に合う一本を見つけてください。

 

左手用ハサミって、何が違うの?

ごく簡単に言えば、「刃の合わせ」と「持ち手の形」が左右逆になっています。(最近では持ち手が左右対称のものも多いです)
見た目にはそこまで違いがないように見えて、実は使い心地に大きな差が出るんですよ。

 

左利きが左手用ハサミを使う4つのメリット

【メリット1】視界がクリアに

左手用ハサミでは、開いたときに左側の刃が上にくる構造になっていて、切る線がちゃんと見えるようになっています。右手用ハサミを左手で使うと、刃が視界をふさぎ、切りたい線が見えづらくなるんですよね。左手用では、左側の刃が上にくるため、切る場所が自然に見えます。

 

【メリット2】握りやすく手にフィット

左利き用ハサミのハンドルは、左手の親指・人差し指にフィットするよう設計されていて、疲れにくく、安定感も◎。長時間の作業にも最適です。

最近では、ハンドルは左右対称になっているハサミも多くみられます。

 

【メリット3】切る力が伝わりやすく高効率

右手用ハサミを左手で使うと、力が逆方向に働いてしまうため効率的に切ることができません。角度を変えたりしてなんとか切れる場所を探していた方も多いのではないでしょうか。左手用なら自然な動きでスムーズに切ることができます。

 

【メリット4】無駄な力がいらない

左手で右手用ハサミを使うとき、切りづらさをカバーするためにグッと力を入れていた方も多いのでは無いでしょうか。左手用ハサミなら無駄な力は要りません。軽い力でサクサク切れる快感を味わってください。

 

左手用ハサミを試す価値、あります

「右手用ハサミで慣れたのに今さら変えるのもなあ…」という気持ち、よく分かります。

でも、ハサミって意外と頻繁に使う道具。ちょっとしたストレスが積み重なるより、自分の手に合った道具で快適に使えた方が、きっと気持ちがいいはず。

最初はぜひ私たちがつくった「ハサミガイド」も読んでいただき、試していただくうちに徐々に左手に馴染んでいきますよ。

さいごに:左利きに、ちゃんと合う道具を

ハサミひとつとっても、右利き用が当たり前の世の中では、左利きの方が苦労する場面がたくさんあります。でも、ちゃんと自分に合った道具を選べば、その不便をぐっと減らすことができます。

「なんだ、ちゃんと切れるじゃん!」
そんな気持ちよさを、ぜひ体験してみてください。

左ききの道具店では、キッチンバサミや布用ハサミ、花ハサミなど、さまざまな用途の左手用ハサミを取り扱っています。世界的な刃物の町として知られる岐阜県関産のものや、ドイツ・フィンランドの有名メーカーのものなど、切れ味も耐久性も申し分ないものばかりです。ぜひお試しいただけたらうれしいです!

左手用ハサミの一覧はこちら

 

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