左ききの道具帖 vol.86:カレースプーン カレー賢人 ヒダリー
こんにちは、スタッフ かおりです。
本日にて大阪・阪神梅田本店さんでのイベント「おでかけストア」が終了しました。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!
わたしは店長と共に先週末在店しましたが、たくさんの方とお話ができて楽しかったです〜!
さて、本日ご紹介したいのは、大阪でも大人気だった「カレースプーン カレー賢人 ヒダリー/左手用」。
イベントではいつも注目を集めているこちら。今回はまとめて買われていく方もいらっしゃいましたよ。
「そもそも、左手用のカレースプーンって何?」と思われる方も多いかもしれませんね。
こちらのスプーンは、左右が非対称になった独特の形がポイント。
左手で持った際、大きめな具材をカットしやすく、ルーと共にスムーズに流し込むことに特化した形状になっているのです。
また、一般的なスプーンはお皿部分(食べ物がたまる部分)の厚みや深さが左右対称になっていますが、こちらはあえて右に傾くように作られています。
そのため、口の中にルーが流し込みやすくなるのですが、この形状はスプーン製造ではかなり異色なのだとか…!
平らなヘラ状になっている先端部分は、カレーに入った具材をつかまえやすく、ルーの飛び跳ねも和らげてくれます。
大きなじゃがいもや、トンカツなど固めの具材も楽々切り分けることができますよ。
そんな他にはない究極のカレースプーンを開発されたのは、ステンレスカトラリーの有名な生産地・新潟県燕市にある「山崎金属工業」さん。
カレーの聖地である東京・神保町に並ぶ専門店のオーナーや、そこに集まるカレーマニアたちの「こんなスプーンが欲しい!」という声を元に、形状やサイズなどを決めていったのだそうですよ。
曇りひとつない、鏡のような美しさはさすがの燕品質! 徹底的に磨きあげることで、口当たりの良さも実現しています。
スプーンをかたどった箱もユニークで、当店ではギフトとしても好評です。カレー好きな左利きさんはぜひ、チェックしてみてくださいね!
(スタッフ かおり)