暦のたより:冬至
「二十四節気」にあわせた俳句とイラストで、季節の景色と道具についてご紹介します。
※二十四節気・・・1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの。季節の変化を表す言葉として古くから使われています。忙しい毎日の中で見過ごしてしまいがちな、季節の移り変わりを感じるきっかけになれば嬉しいです。
冬至:12/22~1/5頃
12月22日頃は「冬至」(とうじ)です。きっとみなさんにも、おなじみの節気ではないでしょうか。
この頃は1年のうちで最も昼が短く、夜が長くなります。
冬至といえば、かぼちゃを食べると良いとされていますね。諸説ありますが、栄養価の高いものを食べ、厳しい冬を乗り越えようという意味合いがあるそうです。
そして、有名なのが柚子湯。今夜は柚子を浮かべたお風呂にゆっくりつかって、無病息災を願いたいと思います〜!
[冬至の一句]
金の箔そつと触れつつ日記買ふ
かおり
「日記買ふ」は冬(暮)の季語です。
来年使う新しい日記を買うことを指しますが、こちらの句は「手帳」の意味合いで使っています。
当店のオリジナル商品である「左ききの手帳」もそうですが、手帳には来年の年号(西暦)に箔押しがされているものが多いかと思います。
きらっと光る年号に、新しく迎える年への希望や、期待感をさりげなく込めつつ俳句を作りました。
すこし早めですが、年内の「暦のたより」更新は今回が最後です。みなさまもどうか良いお年をお過ごしください。
左ききの手帳2024 <2025.3まで使えます> グレイッシュベージュ
左ききの手帳2024 <2025.3まで使えます> ネイビー
左ききの手帳2024 <2025.3まで使えます> ネオンオレンジ
左ききの手帳2024 <2025.3まで使えます> ラベンダー
作者プロフィール
俳句:ばんかおり
左ききの道具店スタッフ。2020年から俳句を作り始め、現在は南風俳句会に所属。日常の中での発見や好きだと思ったものを俳句にしている。
イラスト:スミレ
各務原市でイラストや写真を中心に活動。お花や自然、空、犬や鳥などのいきものたちを観察するのが好き。