みんなの「左ききの手帳」 vol.1 SAAYA MASAKI さん
左ききの道具店オリジナル「左ききの手帳」をどんな風にお使いいただいているか、いろいろな方に見せていただく企画です。文具好きな店長自らインタビューしています!みなさんの使い方・楽しみ方の参考になりましたら幸いです。
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今回のお客さま:SAAYA MASAKI さん
[プロフィール]
イラストレーター。香川県出身。フェリシモ「Garafull」シリーズやNHK出版「きょうの料理」をはじめ、イラストやロゴ・キャラクター、雑貨のデザインなど幅広く活躍中。イラストレーターとして活動する傍ら、オリジナルの紙もの文具の製作も手がける。
Webサイト オンラインショップ
ー「左ききの手帳」を知ったきっかけ、いつから使っているかなど教えてください。
左ききの道具店は以前からSNSでフォローしていました。
去年(2021年)、左利きの友人が「左ききの手帳」を使っているのを見せてもらって良さそうだったので、2022年版から使い始めました。
実は、5年ほど前に愛用していた手帳がリニューアルして私には使いづらくなってしまい、それからは毎年違うのを試してもなかなかしっくり来るものが見つからず、“手帳難民”状態でした。今はやっとぴったりなものに出会えた!という感じです。
- 使ってみようと思った決め手、理由はどういったことでしょうか。
友人の持っていた実物やウェブサイトを見て、左利き用というのはもちろんですが、メモやフリースペースが多いこと、それからシンプルで余計なおまけページが無いことが気に入り、仕事用にも使いやすそうと思ったので決めました。
- 書き込んでいる内容やどんなシーンで活用いただいているか教えてください。
私は仕事専用の手帳として使っています。一番よく使っているのはウィークリーのページですね。
右側のスケジュールには、締め切りや打ち合わせの予定を書いています。仕事柄、一度決まった予定が変更になることはよくあるので、書き込む機会は多いですね。以前使っていた手帳はバーチカルタイプだったのですが、このライト式に移行しても違和感や不便は特に感じませんでした。
左側のメモページには、付箋を貼ったり、打ち合わせのときに描いた小さなラフ(本番前の大まかな下描き)を貼ったりすることが多いです。方眼は文字を書く時のガイドとして役立っています。
マンスリーのページには、個展やグループ展、販売している紙もの文具のPOPUPイベントなど、一度決まったら変更の少ない長期の予定を中心に書き込んでいます。
巻末のフリーページには、いろいろなことを書いていますね。
例えば、特に嬉しいお仕事をいただいたときに日記的なメモを書いたり、お世話になっているお店やギャラリーの住所録や、Illustrator(画像作成ソフト)のちょっとした便利な使い方を備忘録として残しておいたり、自由に使っています。
仕事の時は、手帳を必ずデスクの傍に置いて、右手でPCのマウスを操作しながら、左手で手帳に予定やメモを書き込むこともありますよ。
欠かせない仕事道具の一つという感じになっていますね!
- SAAYAさんのお気に入りポイントはどんなところですか。
まずはなんといっても本文用紙の「書き心地」ですね!手触りがすべすべで、今まで使った手帳の中では文句なしにNO.1と言えます。
青みのあるホワイトではなくて、ほんのわずかに黄みがかった紙の色もちょうどよくて好きです。気持ちよくてどんどん書きたくなっちゃうので、巻末のメモページはあっという間に半分まで使ってしまいました(笑)
あと、日付の位置が見やすいのはもちろんなんですが、「祝日表記」の位置が本当に絶妙で良いですね!マンスリーもウィークリーも、ちょうど邪魔にならず予定が書きやすいです。
それから、今回カバーは「ライトブルー」を使っていて、この水色と箔押しのゴールドの組み合わせがとてもかわいくて大好きです!
バッグの中で目立つようにと思ってこのカラーを選んだのですが大正解でした。来年はグリーン系の色があったりしたら嬉しいですね!
▼ ご自身の作品と手帳をコーディネートして撮影してくださった一枚
- もっとこうだったらいいのにというポイントがあれば教えてください。
そうですね・・・もしできるなら、本文用紙があと少しだけ厚かったら最高なのですが・・・もちろん今のままでも本当に書き心地がいいので、あくまで強いて言えばという感じです。
- 手帳と一緒につかっている文房具やアイテムがあれば教えてください。
メインで使っているボールペンは、エナージェルの0.4mmです。やっぱりインクの乾きが速いので!紙の裏抜けはあまり気にせずガンガン書いていますね。ほかには、カラーの文字を書きたい時はサラサ、蛍光ペンもたまに使います。
筆記具以外では、日付を囲むように貼れるシールや、大きめの付箋をよく使っていますね。いつでも使えるようカバーの部分にはさんでいます。
あと、以前使っていた手帳では、付属のペンホルダーが使っていくうちにちぎれてしまったのがちょっと不満で。左ききの手帳には初めからペンホルダーがついていないのでスッキリしていますよね。
ゴムバンド付きのペンケースを文具屋さんで見つけたので、今はそれを愛用しています。ペン複数本と小さめの定規もまとめて入るので便利ですよ!
▼ SAAYAさんが手帳と一緒に愛用する文房具たち。さらっと描かれたノートの表紙が本当に素敵です!
- 他に愛用している左利き用の道具や左利きエピソードがあれば教えてください
私は、筆記は左、PCのマウスは右で使います。なので、イラストの仕事のとき右でマウス・左でペンタブレットを持って、両手で同時に進められるので「作業が速い」とよく言われますね。左利きでよかったことの一つです!
それから、美大時代の同級生には左利きの子が結構いたんですが、私が『左ききの手帳、買ったよ』とSNSにアップしたら、「私も買った!」という連絡をもらってちょっと嬉しかったですね。
<取材こぼればなし>
イラストレーターとして書籍や雑貨などたくさんのお仕事をしながら、素敵なオリジナル文具の製作もなさっているSAAYAさん。
やはりお仕事柄、文具屋さんの定期的なチェックは欠かさないそう。ご自宅には、世界中のアンティークのラベルや包装紙など、たくさんのコレクションをお持ちとのことで、お話を伺いながらワクワクしてしまいました。ありがとうございました!
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